ドクター紹介
ごあいさつ
このたび日進赤池に泌尿器科・女性内科クリニックを開業させていただくことになりました。
泌尿器科は分かるけれども、女性内科って具体的にはどのような症状でかかればいいの?と思われる方も多いと思います。
少しずつ女性の泌尿器科医は数が増えていますが、やはりまだ少なく、総合病院勤務時代には男性医師には相談しにくい、いわゆる"オシモ"の症状、更年期症状のこと、西洋医学で「不定愁訴」とされてしまう様々な症状の相談を受けました。しかし、専門外来の限られた時間の中ではうまく対応ができず、歯がゆい思いをしてきました。
そんな中で私自身も40歳台に入ったころから体調が今一つすぐれない日々が多くなり、様々なサプリメントなどを試していましたがなかなか思うような効果が得られず、肉体の衰えと老いには逆らえないのかと諦めを感じ始めていました。
そんな時に偶然知り合いから漢方の本を借り、その魅力に引き込まれ、縁があって名古屋の栄で漢方専門治療を長年行っているあおやまクリニックの青山重雄先生に師事させていただくことになりました。
西洋医学で「不定愁訴」といわれる状態(「未病」の状態だと考えられます)の患者さんに対し、笑顔で真摯に向き合い、漢方を一人一人の体調に合わせて細かく調合し、悩んでいる患者さんが笑顔になられていく姿を間近に見て、残りの医師人生、もう少しゆっくり患者さんに向き合いたいと考えるようになり、開業を思い立ちました。
開業を考え始めてからは、婦人科の知識を深めたいと考え、名古屋市内のレディースクリニックの先生の外来にて勉強をさせていただきました。
私自身は幸いなことに出産以外に婦人科にお世話になることもなく過ごすことができました。
しかし、クリニックで勉強を始めてからは、月経の悩みやオシモの悩み、女性特有の悩みなど千差万別な疾患を目の当たりにし、目からうろこが落ちる衝撃とともに、微力ながらそのような患者さんの力になれたらと思っています。
長くなりましたが、このように女性内科ではどんな小さなことでも気軽に相談していただき、一緒に解決していけたらと思います。
人生100年時代が来ています。年を取ることは皆平等です。体は老いていきますが、体の色々な症状に耳を傾け、丁寧に対応をしていくことで、人生を終える最後の日まで自分らしく元気に楽しく生きていけたらと私自身は考えております。
また私の専門分野でもある泌尿器科は女性のみならず男性の診察も行わせていただきますのでお気軽に診察を受けていただければと思います。
院長: 本多 登代子
経歴
- 1973年
- 愛知県生まれ
- 1998年
- 愛知学院大学歯学部卒業
- 2005年
- 聖マリアンナ医科大学卒業
名古屋大学医学部付属病院初期研修 - 2007年
- 明理会大和病院(現 明理会 東京大和病院)泌尿器科後期研修
- 2011年
- 中部ろうさい病院勤務
- 2015年
- 名鉄病院、陶生病院、栄エンゼルクリニック 非常勤勤務
- 2018年
- 中部ろうさい病院勤務
- 2021年
- あおやまクリニック勤務
資格
- 歯科医師免許・医師免許
- 日本泌尿器科学会 専門医
- 日本医師会認定 産業医
- 日本メンズヘルス医学会 テストステロン治療認定医
- 日本東洋医学会 漢方専門医(令和5年4月~)